談話室
科學史の意義
山賀 勇
pp.348
発行日 1951年5月15日
Published Date 1951/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200860
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(まえがき)私が少しばかり眼科學史に興味を持つているというので,本誌編輯室から何かつゞけて書いてもよいとのお言葉に甘え,別にこれという順序もなく,誌面をいたゞくことゝした。
わが國では特に故河本重次郞教授,故小口忠太教授,又故小川劍三郞博土等によつて,その時々に多くのものが書き殘され,或は又現に福島義一博士のような眞の研究者があることゝて,私などの出る幕ではないのであるが,大方の御叱正を仰ぐために敢て筆をとつた。
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