綜説
眼軸長,水晶体屈折力の適應,調節,屈折等の量的関係
佐藤 邇
pp.443-448
発行日 1950年11月15日
Published Date 1950/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200702
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(A),(B)の事實は私の近視説と矛盾するか?
(A)近視の眼軸が一般に長い事.
(B)近視の水晶体屈折力が一般に小なる事(近視の毛樣筋が一般に萎縮して居る事)は事実である.世人は(A)の事実は近業近視の眼軸説を支持する根拠であり.(A),(B)の事実は私の水晶体屈折力の適應説(水晶体説,屈折説)の反対的根拠であると考えて居る(佐々木富雄,1.綜眼,39卷,143頁,昭和19年.2.医事公論,1639号,1640号,199頁,223頁,昭和19年.大塚任,1.眼臨,39卷,154頁,佐藤に討論,昭和19年2.日眼,53卷,181頁,昭和24年.3.昭和25年眼科学会,佐藤に討論.4.東京眼科集説会,昭和25年.5月,佐藤に討論).
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