やさしい目で きびしい目で・169
高知大眼科はひとつの家族やき。高知大眼科家
角 環
1
1高知大学
pp.81
発行日 2014年1月15日
Published Date 2014/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410105088
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高知県では,広く全国の方に高知県を知ってもらい,好きになってもらうことを目的に,「高知県は,ひとつの大家族やき。高知家」というコンセプトコピーを発表しました。インターネット上のプロモーションビデオには県出身の女優さんが「高知の人はうんと人なつっこうて,心がぬくうて,お互いを家族みたいにおもっちゅう」と土佐弁で呼びかけています。私の子育てもまさにこのコピーのごとく,家族のように温かい医局員の集まる「高知大眼科家」に支えられながらの子育てと仕事の両立生活です。
私は医師8年目の秋に,産前休暇2週目で長男を出産しました。快適な妊婦生活であったため,楽観主義の私は「なんとかなるかなあ」と,育児休暇は取らず産後2か月で復職しました。ただ私の実家も主人の実家も県外であるうえ,主人は県外勤務であったため,平日は母一人子一人という少し不安のあるなかでの新生活のスタートでした。実際ふたをあけてみると,何とかなっているのは医局の先生方,秘書さん,院内託児所の保母さんと多くの方々の助けのおかげで,日々誰かに感謝する毎日です。
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