特集 眼科診療:5年前の常識は,現在の非常識!
2 眼表面・角膜疾患
■診断・治療
アカントアメーバ角膜炎の薬物療法
加治 優一
1
1筑波大学大学院人間総合科学研究科疾患制御医学専攻眼科学分野
pp.145-148
発行日 2011年10月30日
Published Date 2011/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103925
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ここが変わった!
以前の常識
●アカントアメーバ角膜炎は稀な疾患であり,薬物療法には抗真菌薬を用いる。
現在の常識
●アカントアメーバ角膜炎は,コンタクトレンズ装用者に生じる角膜潰瘍において真っ先に鑑別に挙げるべき疾患になった。
●点眼に用いる薬剤としては,PHMBやクロルヘキシジンなどの消毒薬が中心となり,抗真菌薬は補助的に用いられる。
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