Japanese
English
特集 黄斑手術の基本手技
後部硝子体剝離
Posterior vitreous detachment
坂本 泰二
1
Taiji Sakamoto
1
1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科感覚器病学視覚疾患学
pp.1722-1726
発行日 2009年11月15日
Published Date 2009/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410103007
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はじめに
黄斑疾患の治療に硝子体手術が導入されて以来,硝子体手術が適応とされる黄斑疾患の種類は増加している。例えば黄斑上膜,黄斑円孔の治療を硝子体手術以外の方法で行うことは,現在では稀である。硝子体手術の適応が広がるにつれて,硝子体手術を学ぼうとする眼科医も増加している。黄斑疾患に対する硝子体手術の技術を習得する際のポイントは数多くあるが,まず大事なことは確実に後部硝子体剝離を作製するということである。そこで本稿では,後部硝子体剝離について解説する。
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