べらどんな
新生児眼炎
GEN
pp.57
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410102582
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抗生物質がなかった時代に,もっとも恐れられていた伝染性の眼疾患は淋菌性結膜炎であった。風眼または膿漏眼がその別名である。この患者専用の病室が昔の大学の眼科にはあり,患者はこの部屋に隔離されることになっていた。
伝染性が強いので,片眼だけの発症でも,他眼に伝染する危険が大きい。このため,患者には潜水眼鏡を装用させた。これは他眼を保護するよりも,罹患している眼から分泌物を外に出さないことが主な目的であった。
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