連載 他科との連携
全身麻酔下の眼科手術時に発見された第3の足
野田 康雄
1
,
田中 住美
1
1帝京大学医学部附属市原病院眼科
pp.879-880
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410101262
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医療の現場には,患者さんを含めて実に多くの人達が登場します。例えば,眼科の手術について考えてみると,受持眼科医師と患者以外に,執刀眼科医師,外来看護師,眼科検査員,病棟看護師,手術部看護師がいますし,手術が全身麻酔で行われる場合には麻酔科医師が,また患者さんに持病があれば,内科医師や当該科医師も関係してきます。これらの人々が眼科手術の安全な実施という目的のためにお互いに連携し合っています。
ごく当たり前のように行われているこれらの連携の危うさを気づかせ,また十分な連携のためには,普段から意識を持っておく必要があることを再認識させる出来事を当科で経験しましたので,ご紹介したいと思います。
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