連載 あのころ あのとき47
論文を書くということ(2)―医局や研究の発展,それは社会の発展にもつながる
宮永 嘉隆
1,2
1西葛西井上眼科病院
2東京女子医大
pp.2262-2264
発行日 2004年12月15日
Published Date 2004/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100867
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昭和44年,恩師,河本正一先生から新しくできる国家公務員共済組合病院の眼科へ赴任するよう命令が下った。そこで新しく眼科を開設し,一人医長である。病院の期待は大きく,神奈川県では初めてという光凝固装置を購入してその病院は私を快く迎え入れてくれた。当時の光凝固はキセノンアークが主体であり,レーザーはまだルビーレーザーが少しあるくらで普及していなかった。
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