連載 病院めぐり
淀川キリスト教病院
椋棒 正昌
pp.78
発行日 2002年1月10日
Published Date 2002/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904527
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淀川キリスト教病院は,昭和30年(1955年)に大阪市東淀川区淡路の地に,米国南長老教会の婦人会誕生日献金を基にして建てられた病院です.当院の基本理念は,キリストの愛の精神と,近代医学により身体的・精神的・社会的・霊的な苦しみを持つ病める人々を癒す「全人医療」です.
初代院長フランク・A・ブラウン先生は,全人的総合医療を行うために,全職員がよいチームワークをつくり,広範囲な医療活動を通じて地域社会や他の医療機関と協力し,当院を健康保険制度下でなしうる最高の医療を目指す非営利的病院として発展させました.そして,現在当院は,23診療科と5センターおよびホスピスを持つ607床の宗教法人の総合病院となっています.
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