連載 病院めぐり
北野病院
矢野 樹理
pp.736
発行日 2001年6月10日
Published Date 2001/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904365
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北野病院は大阪北部に位置し,JR大阪駅,阪神,阪急梅田ターミナルから東へ徒歩10分という交通至便の地にある.当院は昭和3年に初代理事 長田附政次郎氏の御熱意と,大阪市長 関 一氏の御高志,京都帝国大学医学部の人材をもって,総合的研究に基づく先端的医療を地域医療として還元し発展させることを設立理念として,病床数120床の規模で発足した.その後昭和27年に244床,昭和37年には510床に増床となり,昭和60年に文部大臣より特定公益増進法人の指定を受けた.現在,常勤医師数107名,研修医29名,全職員数999名,診療科目17科,許可病床数741床で,大阪市内でも有数の基幹病院の1つである.
産婦人科は常勤医師定員数7名で,現在,矢野樹理部長,高畠,小島両副部長,小西,永井,曽根医員の合計6名が勤務しており,全員,京都大学婦人科学産科学教室出身である.また,生殖補助医療のため,片岡臨床検査技師が胚培養,顕微授精などの業務に当たっている.病床数は産科31床,婦人科37床の合計68床である.
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