今月の臨床 増えてきた子宮体癌
検査・診断
2.組織診
蔵本 博行
1,2
,
上坊 敏子
2
,
新井 正秀
2
,
今井 愛
1
,
金井 督之
1
1北里大学大学院医療系研究科臨床細胞学
2北里大学医学部産婦人科
pp.1152-1155
発行日 1999年9月10日
Published Date 1999/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903762
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子宮体癌は,最近30年間で症例数も子宮癌中における頻度も急激に上昇してきている.そのため,体癌を正しく診断することの重要性はいっそう大きくなっているといえよう.診断には組織診が必須であるので,まずその実際を簡単に述べる.一方,組織型や組織学的分化度は予後にも大きく影響することが知られているので,組織所見別の対応についても概説する.
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