今月の臨床 婦人科外来
外来診察と検査
9.CT・MRIの使い分け
倉智 博久
1
,
大道 正英
1
,
直原 廣明
1
,
津田 恭
2
,
村田 雄二
1
1大阪大学医学部産科婦人科
2大阪大学医学部放射線科
pp.426-431
発行日 1999年4月10日
Published Date 1999/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903600
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●はじめに
CTとMRIの使い分けは.婦人科領域においてはほとんど考慮の必要がないほどMRIが優れているといってよいものと思われる.CTが必要な場合は,たとえば卵巣癌などで腹部全体への広がりや,大動脈周囲リンパ節の腫大の検索など,腹部を広く検査したいときに限られる.したがって,本稿ではMRIの長所を述べる.
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