今月の臨床 症例検討会で突っ込まれないための“実践的”婦人科画像の読み方
総論
MRIとCTの使い分け
竹内 麻由美
1
,
松崎 健司
2
1徳島大学医学部放射線科
2徳島文理大学診療放射線学科
pp.834-838
発行日 2018年9月10日
Published Date 2018/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209478
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●X線被曝がなく組織コントラストに優れるMRIは,婦人科疾患の質的診断や局所進展の評価に威力を発揮する.
●婦人科悪性疾患のリンパ節転移や腹腔内播種,遠隔転移の評価には,広範囲の撮像が可能な造影CTを用いる.
●現行の婦人科腫瘍の取扱い規約ではいずれも画像診断についての記載があり,子宮頸がんでは「腫瘍の進展度合いや腫瘍サイズの評価に用いても構わない」とされている.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.