今月の臨床 治療困難例の排卵誘発
ゴナドトロピン療法
7.高度肥満例に対するゴナドトロピン療法の特徴は
樋口 泰彦
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1杏林大学医学部産婦人科
pp.618-619
発行日 1997年6月10日
Published Date 1997/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902949
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近年,肥満は増加する傾向にあり,われわれ産婦人科の日常診療においても肥満婦人を診る機会は着実に増えている.肥満婦人の排卵障害はしばしば治療に抵抗性で,かつ排卵誘発に伴う合併症の多いことが知られている.本稿では肥満婦人に対する排卵誘発法とその注意点について,ゴナドトロピン療法を中心に述べる.
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