増刊号 産婦人科外来パーフェクトガイド─いまのトレンドを逃さずチェック!
【疾患編2】不妊・不育
《一般不妊治療》
ゴナドトロピン療法
木田 尚子
1
,
松本 みお
1
,
岡田 英孝
1
1関西医科大学産科学婦人科学講座
pp.140-144
発行日 2018年4月20日
Published Date 2018/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209324
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外来管理のポイント
❖ゴナドトロピン療法とは,FSH作用を有する製剤で卵胞発育を促し,LH作用をもつhCGで排卵を惹起させる強力な排卵誘発法である.
❖ゴナドトロピン療法は,多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群などの副作用に注意が必要である.
❖遺伝子組み換え技術の進歩により,rec FSH製剤やrec hCG製剤が開発され,患者の通院負担の軽減が可能となった.また,海外では長時間作用型のFSH製剤が臨床応用されており,投与回数を減少できるという特徴がある.
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