今月の臨床 初期治療60分—婦人科救急
救命救急手技
3.中心静脈穿刺と持続カテーテル
岸 清志
1
1鳥取県立中央病院外科
pp.1580-1582
発行日 1996年12月10日
Published Date 1996/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902779
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迅速診断のポイント
〔中心静脈穿刺の目的〕
ショック患者の救急時にはすばやく確実に血管を確保しなければならない.まず末梢静脈穿刺を行うが.末梢静脈が虚脱していて血管確保が困難な場合も少なくない.その際には中心静脈穿刺を行う.また,ショック患者の治療には各種薬剤の投与,大量輸液が行われるため中心静脈の確保は必須である.
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