Japanese
English
外科医の工夫
外頸静脈穿刺によるIVHカテーテル挿入法
A veinpuncture technique of external jugular vein for intravenous hyperalimentation
宮崎 要
1
,
森下 薫
1
,
金丸 洋
1
,
上辻 祥隆
1
,
倉光 秀麿
2
,
織畑 秀夫
2
Kaname MIYAZAKI
1
1中野江古田病院外科
2東京女子医科大学第2外科
pp.1797-1800
発行日 1984年12月20日
Published Date 1984/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208901
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はじめに
最近,中心静脈高カロリー輸液法(以下IVH)が大いに普及し,その静脈穿刺手技については,より安全で確実な方法をめざして種々のアプローチが考案されてきている.中でも鎖骨下静脈穿刺法や内頸静脈穿刺法あるいはソーレンソンチューブを用いた肘静脈穿刺法1)などが一般的である.われわれは従来あまり報告されていない外頸静脈穿刺によるIVHカテーテル挿入法を試みた結果,安全性が高く,患者への侵襲も非常に小さくてすむという結果を得たので,その手技の要点および長所,短所などについて考察を加え報告する.
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