増刊号 内科エマージェンシーと救急手技
診療手技の偶発エマージェンシー
中心静脈穿刺
伊藤 崇
1
,
井出 広幸
1
1大船中央病院内科
pp.418-419
発行日 1998年10月30日
Published Date 1998/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402907192
- 有料閲覧
- 文献概要
ポイント
●中心静脈穿刺の偶発症のうちエマージェンシーとなるのは,気胸,血胸,血管損傷,空気塞栓症,静脈血栓症である.
●手技を行う前の十分な準備が最も重要である.
●穿刺中に患者の状態に明らかな変化が生じた場合には,中心静脈にこだわらず,即座に状況に応じた対応策をとる.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.