特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
超音波ガイド下インターベンション
ここまでできる 超音波ガイド下中心静脈穿刺
丹保 亜希仁
1
1旭川医科大学救急医学講座
pp.2074-2081
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225912
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Point
◎超音波ガイド下中心静脈穿刺では,プレスキャン,静脈穿刺,ガイドワイヤー走行確認,ポストスキャンに超音波診断装置を使用する.
◎超音波ガイド下穿刺法には交差法と平行法があり,それぞれに長所と短所がある.
◎交差法では『一点』しか描出できないので,先端を描出するテクニックが必要となる.
◎平行法ではエコービーム面に穿刺針を乗せることができれば『線』として描出できる.
◎超音波ガイド下穿刺は,正しい知識と技術がなければ,合併症を生み出す『諸刃の剣』である.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.