今月の臨床 ホルモン療法—新しい動向を探る
ホルモン療法を正しく行うために
3.ホルモンとレセプター
田村 尚也
1
,
本庄 英雄
1
1京都府立医科大学産婦人科
pp.1256-1257
発行日 1996年10月10日
Published Date 1996/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902680
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産婦人科の日常臨床において,エストロゲン,プロゲスチン(プロゲストーゲン)は,ホルモン療法剤として最も頻回に使用される.これらのホルモンは,それぞれの受容体(エストロゲンレセプター;ER,プロゲステロンレセプター;PR)を介し関連遺伝子の転写調節を行い,さまざまな作用を発現している.本稿では性ステロイド受容体の作用発現機序について概説する.
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