今月の主題 乳腺の検査
技術解説
ホルモンレセプター
大住 省三
1
,
高嶋 成光
1
Shozo OHSUMI
1
,
Shigemitsu TAKASHIMA
1
1国立病院四国がんセンター外科
キーワード:
乳癌
,
ホルモンレセプター
,
予後因子
Keyword:
乳癌
,
ホルモンレセプター
,
予後因子
pp.1155-1161
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902625
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乳癌診療のうえで必須項目である乳癌組織でのホルモンレセプターの測定には生化学的な方法と免疫学的な方法がある.最近では免疫組織学的方法も利用できるようになった.また,ホルモンレセプターの持つ意義も進行,再発乳癌の内分泌治療の効果予測に役だつのみほか,乳癌の手術時での予後判定および術後補助内分泌療法の効果予測という意味での意義も明らかになってきた.乳癌でのホルモンレセプターの現状を概説する.〔臨床検査 39:1155-1161,1995〕
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