今月の臨床 産婦人科エコー診断—撮り方,読み方のこつとポイント
婦人科
8.婦人科腫瘍のMRI像と超音波像の比較
富樫 かおり
1
,
森 崇英
2
1京都大学医学部付属病院放射線科
2京都大学医学部婦人科産科
pp.439-441
発行日 1996年4月10日
Published Date 1996/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902483
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婦人科領域の検査法としては,超音波が第一義的なものであることは疑う余地もないが,近年はMRIの普及がめざましい.しかし実際にMRIをうまく用いるためには,検査の特徴を知ったうえで適応を選ぶ必要がある.超音波との最も大きな違いは,MRIは病変の精査,すなわち質的診断という用い方が基本となることである.
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