画像診断
小腎腫瘍の多彩な超音波像
水関 清
1
,
近藤 俊文
2
,
栗原 憲二
3
,
万波 誠
4
1広見町国民健康保険愛治診療所
2市立宇和島病院内科
3市立宇和島病院病理
4市立宇和島病院泌尿器科
キーワード:
腎腫瘍
,
腎癌
,
超音波検査
Keyword:
腎腫瘍
,
腎癌
,
超音波検査
pp.75-77
発行日 1994年1月20日
Published Date 1994/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901106
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超音波検査をはじめとする各種画像診断法の進歩の結果,腫瘍径の小さい段階で腎腫瘍が発見される機会は,近年着実に増加してきた。それに伴い,小さな腎腫瘍の超音波像に関する知見の集積がはかられ,腎腫瘍が多彩な超音波像をとることが明らかにされつつある1〜4。
今回われわれは,超音波スクリーニングなどを契機として発見され,組織学的に確定診断が得られた小腎腫瘍(摘出標本で計測された腫瘍の最大径が30mm以下の腎腫瘍)の中から,腫瘍内部のエコーパターンが均一であった28腫瘤を選び,その内部エコーレベルについて検討したので報告する。
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