今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス
体外受精の成績
1.国内
後藤 康夫
1
,
神崎 秀陽
1
,
森 崇英
1
1京都大学医学部婦人科産科
pp.1194-1196
発行日 1995年8月10日
Published Date 1995/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902255
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●はじめに
1978年英国において初めて,体外受精・胚移植によりルイーズ・ブラウン嬢が誕生して以来,体外受精およびその関連技術,いわゆるassistedreproductive technology(ART)は急速に全世界に普及し,わが国においても不妊症治療にとって必要不可欠な方法として定着し,すでに6,034名の児がARTにより誕生したと報告されている(1992(平成4)年分治療までで).その治療成績も種々の技術改良にともない着実に向上している,本稿ではわが国おけるARTの現状と成績を日本産科婦人科学会の報告1-5)をもとに概述する.
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