今月の臨床 体外受精マニュアル—新しく始める人へのアドバイス
体外受精の基本操作
2.採卵法—時期,器具,手技
粟田 松一郎
1
,
田中 温
1
,
永吉 基
1
1セントマザー産婦人科医院
pp.1059-1065
発行日 1995年8月10日
Published Date 1995/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902224
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●はじめに
当院で現在行っている採卵の内容を中心に紹介する.他院ですでに検査や治療を行っていて,紹介されて来院するカップルも多く,最初から顕微授精法の適応と考えられる症例も少なくない.年齢や発育卵胞数による適応の制限はしていない.治療周期は,予約は行わずに,患者の側の都合のよい周期で行う(次回治療までは最低1〜2周期あけてもらう).不妊治療の性質上,土日・祝祭日も平常と同様の治療のできる体制をとっている.
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