今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー
子宮体癌
診断
14.内膜掻爬—分割掻爬,全面掻爬
早田 隆
1
1大分医科大学産婦人科
pp.754-755
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901775
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子宮体癌(体癌)の診断では,婦人科における画像やマーカーによる診断法が急速に進歩した今日でも,こと早期癌に対しては細胞ないしは組織の形態学的方法に依らざるを得ない.なかでも子宮体部(体部)はその臓器特異性がゆえに,とくに内膜でホルモンとの関連で細胞所見よりむしろ組織所見に重点をおく場合が少なくない.
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