今月の臨床 不妊症はどこまで治せるか
ARTクリニック
17.セントマザー産婦人科医院—顕微授精
田中 温
1
,
塩見 秀明
1
,
永吉 基
1
,
粟田 松一郎
1
,
田中 威づみ
1
,
竹本 洋一
1
,
高崎 博幸
1
,
井手 紀子
1
,
有本 恭子
1セントマザー産婦人科医院
pp.174-175
発行日 1994年2月10日
Published Date 1994/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901613
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射出精子数が500万/ml以下または精子運動率が30%以下(最活発前進運動は認めない)の症例における従来の不妊症治療の妊娠率は極端に低値となる.このような重症男性不妊症に対し,われわれは1992年2月より顕微授精を臨床応用してきた.本稿において当院における顕微授精の現状について述べてみたい.
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