今月の臨床 ホルモン補充療法;HRT
HRTの実際
18.骨粗鬆症の治療
村上 弘一
1
,
赤祖父 一知
1
Kouichi Murakami
1
,
Kazutomo Akasofu
1
1金沢大学医学部産科婦人科
pp.854-855
発行日 1993年7月10日
Published Date 1993/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901375
- 有料閲覧
- 文献概要
骨粗鬆症は女性に好発し,またその発生にエストロゲン(E)が密接に関与していることから,骨粗鬆症の予防・治療に対する産婦人科医の果たすべき役割はきわめて大きいものと考えられる。しかし,Eおよびプロゲステロン(プロゲストーゲン,P)を主体とするホルモン補充療法(hor—mone replacement therapy, HRT)を行う以前の問題として,その発生をできる限り予防することが最も重要である。
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.