今月の臨床 子宮外妊娠—up to date
子宮外妊娠は増えているか
5.内外同時妊娠の増加について
小林 善宗
1
,
本田 育子
1
,
井上 正人
1
Yoshimune Kobayashi
1
,
Ikuko Honda
1
,
Masato Inoue
1
1東海大学医学部産婦人科
pp.360-361
発行日 1993年4月10日
Published Date 1993/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901229
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子宮内外同時妊娠は自然妊娠ではまれなものであるが,排卵誘発周期やAssisted Reproductionでは,その発生頻度は増加する。本邦でも,体外受精—胚移植(IVF-ET)治療成功例の増加に伴い,子宮内外同時妊娠の発生が問題となってきた。本稿では,当科で経験したIVF-ET内外同時妊娠から,その臨床的特徴,診断,治療,予後について,そのポイントを述べたい。
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