今月の臨床 不妊治療の進歩
男性因子と人工授精
28.AIHの効果的応用
己斐 秀豊
1,2
Hidetoyo Koi
1,2
1己斐産婦人科
2慶応義塾大学医学部産婦人科
pp.472-473
発行日 1992年4月10日
Published Date 1992/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900825
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AIHが,不妊臨床に取り入れられて,すでに久しいが,GIFT法,IVFなど,新しく開発された技術が普及しつつある現在でも,有力な治療法の一つと考えて良い。ただ,その効果を最大限に発揮させるには,それなりの工夫が求められよう。適応の限定,精子所見の改善策,実施時期の正確な判定,他因子の治療の併用,などが,そのポイントとしてあげられる。
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