今月の主題 自己免疫性肝疾患のNew Wave
いま,そこにある自己免疫性肝疾患
治療の実際と臨床医の疑問点
AIHの治療薬とその選択
池田 有成
1
,
佐藤 芳之
1
,
橋本 直明
2
1東京厚生年金病院内科
2東京逓信病院消化器科
pp.62-66
発行日 1998年1月10日
Published Date 1998/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906627
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ポイント
●初回治療では十分量のステロイドを十分な期間投与するのが原則である.
●ステロイドの維持量を減らすため,ウルソデオキシコール酸(UDCA)やアザチオプリンの併用を考慮する.
●軽症例ではUDCA投与で経過をみる場合もある.
●少なくとも2年間は治療を行う.中断する場合は再発に注意する.
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