今月の臨床 生殖内分泌と不妊診療の最新データ
不妊の治療
4.AIH,AID
田辺 清男
1
,
兼子 智
1
,
郡山 智
1
,
赤星 晃一
1
,
山本 百合恵
2
,
酒井 のぞみ
2
,
浜谷 敏生
2
,
吉村 𣳾典
2
1東京歯科大学市川総合病院産婦人
2慶應義塾大学医学部産婦人科
pp.566-571
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904013
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配偶者間人工授精は生殖補助技術(ART)の元祖ともいえるような古くからある技術である.そして主として男性因子不妊に悩む多くのカップルに福音をもたらした技術である.一方,非配偶者間人工授精は賛否両論が存在するが,当事者にこれまた多大な幸せをもたらしたことも事実である.
そこで本稿では,配偶者間人工授精の方法と限界について述べるとともに,非配偶者間人工授精の方法と成績について事実のみを述べることとする.
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