今月の臨床 不妊治療の進歩
内膜因子,他
15.子宮の器質障害と不妊への対応
深谷 孝夫
1
Takao Fukaya
1
1東北大学医学部産婦人科
pp.436-437
発行日 1992年4月10日
Published Date 1992/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900812
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子宮の器質的障害は,不妊症・不育症の原因の一つとして重要な位置を占め,その存在の有無を治療開始前に検討しておくことは必要不可欠である。従来,子宮中隔・粘膜下筋腫などの器質的障害は,開腹手術による治療が主であったが,妊孕性保持・技術的簡便性・患者の身体的負担の軽減と言った観点より,子宮鏡を応用した内視鏡的治療が応用され始めている。
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