臨床メモ
子宮脱366手術例の統計的分析
宮本 海雄
1
,
高木 道夫
1
,
桂川 浩
1
,
吉田 益美
1
Umio Miyamoto
1
1国立姫路病院産科婦人科
pp.378-379
発行日 1992年3月10日
Published Date 1992/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409900795
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高齢化時代を迎え,子宮脱の患者は増加の傾向にあるが,手術の理論と術式が確定していない。そこで当科で手術した366例を分析し再発予防のための術式について若干の文献的考察を試みる。
1967年1月1日から1991年2月19日までに当科で手術した子宮脱(I,II,III度,膀胱脱直腸脱合併を含む)は,366例で全産科婦人科手術の6.4%(366/5726)になる。全例が挙児希望のない例である。以下はその分析結果の概要である。
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