Japanese
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手術手技 女性泌尿器関連の手術―基本手技とコツ・4
子宮脱の手術
Surgery for uterine prolapse
藤井 美穂
1
,
鈴木 孝浩
1
,
岸 由香
1
,
青木 香苗
1
Miho Fujii
1
,
Takahiro Suzuki
1
,
Yuka Kishi
1
,
Kanae Aoki
1
1カレスサッポロ 時計台記念病院産婦人科
キーワード:
骨盤臓器脱
,
子宮脱
Keyword:
骨盤臓器脱
,
子宮脱
pp.766-774
発行日 2014年9月20日
Published Date 2014/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103683
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要旨 2005年にわが国にTVM手術が導入後,本術式は急速に広がり,骨盤臓器脱(POP)の根治療法として第一選択となった。同時にPOPの原因となる骨盤底組織の病理,解剖が研究され,術式も個別化される必要性が認識されるようになった。子宮脱の術式も,他臓器POP合併の有無,内科疾患や整形外科的合併症の有無により経腟手術,腹腔鏡下手術などが選択される。Non Mesh法である従来術式も柔軟に組み合わせ,症例ごとの手術療法を構築していくべきであろう。
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