今月の臨床 専攻医必携! 免疫チェックポイント阻害薬が変える子宮がん診療
子宮体がん編
分子標的薬レンバチニブとペムブロリズマブの併用療法の適応
松宮 寛子
1
,
渡利 英道
1
1北海道大学大学院医学院生殖・発達医学講座産婦人科学教室
pp.912-916
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211059
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●進行・再発子宮体がんに対するレンバチニブとペムブロリズマブの併用療法が保険収載された.
●レンバチニブとペムブロリズマブの併用療法は,MMRステータスにかかわらず全生存期間と無増悪生存期間を延長した.
●MSI検査は,コンパニオン診断としてではなく,レンバチニブとペムブロリズマブ併用療法の有効性評価の指標として有用である可能性がある.
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