今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識
女性ホルモンとの関係
動脈硬化に対する女性ホルモンの影響
山田 容子
1
1東京大学医学部附属病院老年病科
pp.981-986
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210795
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●エストロゲンは動脈硬化に対して保護的に働く.
●閉経後は,女性も動脈硬化性疾患の発症が増加するため,閉経後の女性は男性と同じように動脈硬化のリスクマネジメントを行う必要がある
●閉経後女性に対する,脂質異常症,高血圧症,糖尿病の治療は動脈硬化性疾患の発症予防に効果がある.
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