今月の臨床 女性医学から読み解くメタボリック症候群―専門医のための必須知識
女性ホルモンとの関係
内臓脂肪型肥満に対する女性ホルモンの影響
小林 範子
1
1北海道大学病院婦人科
pp.950-957
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210791
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
●閉経後は,エストロゲンの減少によりSHBG産生が低下してテストステロン優勢となり,内臓脂肪が増加する.
●エストロゲンは脂肪分解を促進し,脂肪蓄積を抑制する作用がある.
●エストロゲンの脂肪分解,合成の機序にはLPL,PPARγなど,さまざまな因子の関連がみられる.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.