増刊号 最新の不妊診療がわかる!―生殖補助医療を中心とした新たな治療体系
第4章 生殖補助医療時代の一般不妊診療―検査や治療の意義と限界
内分泌学的検査
各種ホルモン測定の実施法と評価法―FSH・LH・E2・P4
片桐 由起子
1,2
1東邦大学医学部産科婦人科学講座
2東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンター
pp.178-180
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210664
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▶卵胞刺激ホルモン(FSH)基礎値が15mIU/mLを超える場合は,卵巣機能低下を考える.
▶エストラジオール(E2)基礎値が80pg/mL以上を示すような場合も卵巣機能低下を推測する.
▶天然型プロゲスチン腟製剤投与時の血中プロゲステロン(P4)値は,子宮内膜組織濃度より低く検出される.
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