増刊号 ─知りたい最新情報がすぐわかる!─不妊・不育症診療パーフェクトガイド
2.不妊症の検査・診断
《女性因子》
各種ホルモン測定の実施法と評価法
高村 将司
1
1東京大学医学部産科婦人科学教室
pp.40-43
発行日 2016年4月20日
Published Date 2016/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208660
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Point
◉スクリーニングとして,FSH,LH,エストラジオール,プロラクチンは月経期に測定.エストラジオール,プロゲステロンは黄体期中期に測定する.適切な時期の測定が重要であり,プロラクチンは食事・運動などによって分泌亢進するので注意が必要である.
◉FSHやLHはエストラジオール値やホルモン剤によって影響を受ける.ホルモン剤使用後1か月は避け,必ずエストラジオールと同時に測定し,エストラジオールが60pg/mL以上の場合には再検が必要である.
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