今月の臨床 月経異常に対するホルモン療法を極める!―最新エビデンスと処方の実際
実際編 : こんなときどうする?
アスリートの月経困難症・過多月経・無月経に対するホルモン療法
能瀬 さやか
1
1東京大学医学部附属病院女性診療科・産科
pp.1104-1110
発行日 2021年11月10日
Published Date 2021/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210527
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●OC・LEPを投与する際,競技特性や練習・試合日程に配慮した薬剤の選択や投与スケジュールの決定が必要であり,投与後は体重の増減について慎重に経過をみる.
●クロミフェンは,ドーピング禁止物質を含んでおり治療使用特例の申請が必要である.
●利用可能エネルギー不足による無月経に対しホルモン療法を考慮する場合,経皮エストラジール製剤を用いる.
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