今月の臨床 出生前診断の新しいトレンド
出生前診断の方法と意義
5.羊水検査
鈴森 伸宏
1
,
熊谷 恭子
1
,
大林 伸太郎
1
,
杉浦 真弓
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科・臨床遺伝医療部
pp.1099-1102
発行日 2012年11月10日
Published Date 2012/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103195
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●羊水検査では羊水および羊水に含まれる胎児由来細胞が得られ,染色体検査,遺伝子解析,生化学的分析が可能である.
●胎児染色体異常・遺伝疾患の診断目的の羊水検査は,説明と同意のうえで安全性を考慮し妊娠16週ごろに行う.
●結果によっては再検査や両親の末梢血染色体検査が必要となり,遺伝カウンセリングが大切である.
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