今月の臨床 エキスパートに聞く 耐性菌と院内感染―産婦人科医に必要な基礎知識
耐性菌各論―診断法と制御・治療戦略
多剤耐性緑膿菌・アシネトバクター(MDRP/MDRA)
山室 亮介
1
1虎の門病院臨床感染症科
pp.744-751
発行日 2021年8月10日
Published Date 2021/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210462
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●MDRP,MDRAの定義は感染症法の規定と国外の定義で異なる.
●MDRPやMDRAが検出された場合,速やかに感染対策を実施し,治療対象とすべき原因菌か定着菌なのかを考える.
●MDRPやMDRAの国内における治療法は確立しておらず,必ず専門家とともに治療にあたる.
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