合併増大号 今月の臨床 生殖医療の基礎知識アップデート―患者説明に役立つ最新エビデンス・最新データ
生殖補助医療
ARTにおける新しい検査法
松林 秀彦
1
1リプロダクションクリニック東京
pp.144-149
発行日 2021年1月10日
Published Date 2021/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210238
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●反復着床不全に対する検査として,胚因子としてはPGT-A,子宮(内膜)因子としては慢性子宮内膜炎,着床の窓,子宮(腟)フローラ,免疫,血液凝固,などがある.
●着床の窓は存在すると考えられ,現在日本で検査が可能なのは,スペインIgenomix社のERA検査と米国Cooper Surgical社のERPeak検査である.
●子宮および腟内フローラのメインキャストはラクトバシルスであり,遺伝子解析(16S rRNA)による検査が可能であるが,その臨床的意義については明らかではない.
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