今月の臨床 ART成功の秘訣─どうすれば妊娠率は向上するか
胚移植法
塩谷 雅英
1
,
苔口 昭次
1
,
松本 由紀子
1
1英(はなぶさ)ウィメンズクリニック
pp.1044-1050
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409103515
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●胚移植法にて妊娠率を向上させるには,子宮内膜の胚受容能獲得を促進し,胚と子宮内膜を同期させることが重要である.
●子宮内膜の胚受容能獲得には,胚と子宮内膜のcross talkが重要であり,SEET法は,この観点から開発された移植法である.
●過排卵刺激周期のARTでは胚と子宮内膜のずれが生じやすい.そのため胚を凍結し,刺激周期とは別の周期に胚と子宮内膜を同期させて移植するとよい.
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