増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅳ.分娩の異常と処置
産科DIC
松永 茂剛
1
1埼玉医科大学総合医療センター産婦人科
pp.327-330
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210044
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処方のポイント
◆凝固障害とそれに伴う線溶亢進に対する治療が主な治療対象となる.
◆止血が達成される血中フィブリノゲン値(150〜200mg/dL)を治療指標にして,凝固因子の補充を行う.
◆トラネキサム酸の投与は,産後出血過多発症後3時間以内に行うことが望ましい.
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