今月の臨床 多胎管理のここがポイント―TTTSとその周辺
TTTS
胎児鏡下レーザー凝固術(FLP)の術後合併症と周産期予後
中田 雅彦
1,2
,
長崎 澄人
1,2
,
鷹野 真由実
1,2
1東邦大学大学院医学研究科産科婦人科学
2東邦大学医療センター大森病院産婦人科
pp.535-539
発行日 2019年6月10日
Published Date 2019/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209741
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●TTTSに対する胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術(FLP)は約30年前に始まり,技術革新が続いている.
●TTTSに対するFLPの生命予後は,二児生存率が約90%,少なくとも一児生存率が約70%である.
●TTTSに対するFLP後の生児の約10%に中枢神経障害を合併する.
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