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双胎間輸血症候群に対する胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術
左合 治彦
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1国立成育医療研究センター副病院長/周産期・母性診療センター長
pp.17-21
発行日 2016年12月1日
Published Date 2016/12/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.08.03_0017-0021
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胎児,新生児,小児,思春期を経て,次世代を産み育てるリプロダクションサイクルに関する成育医療の研究を推進することを目的として,2002年3月,国立大蔵病院と国立小児病院を統合し,国立成育医療センターが設立された(写真1)。2014年4月に独立行政法人に移行したため,独立行政法人国立成育医療研究センターに改称,2015年4月には国立研究開発法人へ移行して現在の国立研究開発法人国立成育医療研究センターとなった。同センターは,国内にある6つの国立高度専門医療センターの1つで,病院,臨床研究開発センターと研究所が一体となって,難病に悩む患者や家族に対して安全性と有効性が検証された高度先駆的医療の提供を行うこと,小児救急医療,周産期医療を含めた成育医療全般のチーム医療,継続的医療に配慮したモデルを確立し,これらを全国的に展開する役割を担っている。
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