特集 MRI再入門─放射線科医のためのマストアイテム─Part 2
女性骨盤MRI
竹内 麻由美
1
,
松崎 健司
1,2
,
原田 雅史
1
1徳島大学医学部放射線科
2徳島文理大学診療放射線学科
キーワード:
子宮
,
卵巣
Keyword:
子宮
,
卵巣
pp.295-304
発行日 2020年2月25日
Published Date 2020/2/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001523
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・女性骨盤部の評価にはT2強調像が基本となるシーケンスであり,高画質のFSE法で多方向の撮像が有用である.
・拡散強調像は良悪性の鑑別に有用だが,ADCマップを参照して拡散制限の有無とT2 shine-through効果の評価を行う.
・悪性腫瘍や子宮内膜症性病変の評価には出血の描出が重要であり,T1強調像に磁化率強調シーケンスを付加すると,より鋭敏に出血が検出できる.
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