連載 Estrogen Series・169
パップスメアおよびマンモグラフィーの使用頻度
矢沢 珪二郎
1
1ハワイ大学
pp.396
発行日 2018年4月10日
Published Date 2018/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209290
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
最近の統計によれば,パップスメアおよびマンモグラフィーの使用頻度は,ともに2000年をピークとして,下降をたどっている(National Center for Health Statistics調べ).18歳以上の女性が過去3年間にパップテストを受けた割合は2000年には81.3%であったが,2015年には70.2%であった.この同じ期間,年齢40歳以上の女性のage-adjusted rateは2000年に70.4%であったが,2015年には64%に下降していた(NCHS).
パップスメアの利用度は,各年齢層において低下がみられた.18〜44歳の年齢層では,2000年に84.9%,2015年には76.1%であった.年齢層45〜64歳では84.6%から75.5%に低下していた.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.